卑弥呼邪馬台国のことを知ったのは、高校の日本史の授業でした。あれから謎の解明へ意欲を持ち、早四十年以上が経ちます。この間、邪馬台国論争に関する本を次々に読みあさりました。おそらく、50冊以上は読んだと思います。そして、西日本各地の遺跡を巡り巡って、その土地土地の学芸員さんや住民の方々からお話を聞き、卑弥呼に関すること、卑弥呼の都した処について、自分の足で探してきました。
卑弥呼問題の提起する所、それは、我が国の成り立ちを確定させる重要な問題です。しかし、魏志倭人伝の記述を真正面に見据えた研究、九州と畿内地方との関係を明らかにする作業、卑弥呼の生涯を明らかにする研究は、出来ていないと言わざるを得ません。
私は、ただの在野古代史研究家です。自由人です。今回、卑弥呼についてざっくばらんに語り、毎回楽しい駄弁りの場を作って行ければ良いと思っています。卑弥呼の事を全く分からない人、偉大なるこの分野の専門家でも大歓迎です。邪馬台国論争を遙かに超えた論議をみんなで作っていきましょう。宜しく御願いします。